Gold Experience
第玖章
nvidia diriverとcudaのバージョンの相性は機械学習を行う上で一番厄介かつ、重要なポイントである。 しかし、UNIX系ではパッケージ管理システムが存在する都合上、ふとした時に全体をアップグレードしてしまうこともしばしば存在する。
sudo pacman -Syu sudo yay -Syu
この2つは全体をアップグレードするコマンドであるが、これによってnvidia driver及びcudaのバージョンが代わり相性が合わなくなるケースが存在する。 その際、どうやって再び合わせるのか、また、この2つパッケージのバージョンはどうやって固定するのか、ここでは記録として残したい。
まず、お互いの相性が悪くなった際に別々に再インストールすることで解決したが、どこまでのパッケージを再インストールすればいいか、正直よくわかっていない。
と、言うことは全体を再インストールしてやればいい。
sudo pacman -Qnq | sudo pacman -S - yay -Qnq | yay -S -
これによってpacman及びyayに管理されるパッケージはすべて再インストールされる。 環境のクリーニングという面でも都合がいいかもしれない。
これによって再インストールされた後は再起動することでパッケージ同士のバージョンが安定する。
では、次にバージョンが安定すれば、このような悲劇がもう起きないように、パージョンを固定してやればいい。 固定するパッケージは/etc/pacman.confのIgnorePkg に記述する必要がある。
私は以下の様に記述している。
IgnorePkg = cuda cudnn lib32-nvidia-utils linux510-nvidia nvidia-utils
これによって"おそらく"パッケージのバージョンが固定されるはずである。
さぁ、やっとBERTをGPUを用いて扱うことができる。